さて、『世界陸上の見どころ』を紹介しましたが、陸上の世界選手権で、16歳5カ月の日本勢史上最年少出場となるサニブラウン・ハキーム(東京・城西高)が、25日夜の男子200メートル予選に臨みました。「大舞台で記録を出したい」と意気込む逸材がどんな走りを披露する楽しみですね。
期待の日本人選手が出場しますので紹介します!
日本短距離界の新星!サニブラウン・アブデル・ハキームとは?
あれ、肌の色がと思った人も多いと思いますが、サニブラウン選手は
本名:サニブラウン・アブデル・ハキーム
ガーナ人の父と日本人の母の間に生まれた。
生年月日:1999年3月6日生まれの16歳。専門は短距離走。
出身地:福岡県出身
陸上のきっかけ:母親もハードルで全国高等学校総合
体育大会陸上競技大会に出場しており、
母の薦めで小学校3年生から陸上競技を始めた。
2020年の東京五輪を目指す「ダイヤモンドアスリート」に認定!
サニブラウン選手、16歳の通過点
世界ユース選手権(コロンビア)で男子100m、200mに出場し共に優勝という功績を残した。
また、200mに関しては、2003年にウサイン・ボルトがマークした20秒40を
大幅に超える20秒34をマーク!
これに対して、サニブラウンも「小さい目標をクリアしていって、
最終的に世界記録を超えたい」と強気に言い切った。
100mは10秒28と桐生選手に一歩及ばないところはあるが、
本人は「9秒台は通過点。ベストな走りをすればタイムは勝手についてくる」と
自身に満ちていた。
まだまだ伸びしろの大きい16歳!今後が楽しみですね!
新兵器は、超硬いスパイク!
サニブラウンの足のサイズは30cmと巨大だ。その踏ん張る足を地面に伝える
シューズをさらに固くする提案をミスノ社に申し込んだ。
それはどうなるかというと、シューズがしなり力を溜めてから飛び出すのではなく、
踏み込む力をレスポンスよく反発する。
その他の競技でも同じ原理になるか、結果、スピードが高くなる。
ただし、それを使いこなす筋力も同時に必要になるため、簡単な選択肢ではない。
サニブラウンは、自身の体と北京での戦い方の一つとして、もう一つ上の
スピードを得て、ボルトの記録に挑戦すると推測する。
競技としては違うが、テニスの錦織も2015年は、自分の攻めるプレースタイルを
更に強化するために、ラケットの打感を余り変えない方向でフレーム強度を上げている。
結果、サーブが10%速度向上、ストロークも同様に速度が向上し、
今年の錦織の成績に貢献したと思う。
来月の選手権では、まだまだと思うが、2020年東京オリンピックの時に21歳になった
サニブラウン選手に大きな期待をしたいと思います!!
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