日本女子テニス界の中でも、17才という若く次世代の新星であり、速いサーブで主導権を握り、力強いフォアハンドを持ち味にしている『大阪なおみ』さん。
今年の東レPROテニスでは、ワイルドカードで出場しましたが、残念ながら1回戦で、バルボラ・ストリコバ選手 (チェコ/29歳/WTA 40位) と対戦し 5-7 , 2-6 と1セット目は食らいつきましたが、ストレートで敗れてます、、。
今回は日本女子テニス界の期待の新星、大阪なおみさんについて色々と調べていきます!
期待の新星、大阪なおみさんのプロフィール
大阪なおみさんは1997年1997年10月 大阪府生まれ。現在は、18歳ですね。
名前は日本名なのに・・黒人の血が?と思いましたが、父親はハイチ人、母親が日本人のハーフだったんです。
テニスのきっかけ、経歴
父親の関係でアメリカに移ったのは、2001年、大阪さんが3歳の時でした。
3歳なので、当然、テニスアカデミーから声が掛かったという訳ではないですからね・・・。姉・まりさんと共にテニスを始め、いつもは公営のテニスコートで、父親の指導のもと練習と実戦経験を積み重ね、後に『ハロルドソロモンアカデミー』に偶然入り、お世話になっていたそうです。
ハロルドソロモンは、アメリカのトッププレーヤーで、身長は低いが堅実なストロークでランキング上位をキープしていたようです。そして2011年、14歳でプロツアー下部大会に出場するようになり、2013年にプロ転向。
そして、2014年、WTAツアーバンク・オブ・ウェスト・クラシックの1回戦で、サマンサ・ストーサーを破る大金星をあげ、世界に『大阪なおみ』をアピールしました。
錦織とは、全く違う道を歩みながらプロになったわけですが、少しの間、父親の指導というのが凄いですね!
今後、活躍してジャンクスポーツなどに出演すると色々なことが判明しそうですね。
大阪選手のサーブとフォアが凄い!
大阪選手は、身長 180cm、体重 69kgと、日本人選手として、ついに海外選手と互角なフィジカルを持ち、速いサーブに強烈なフォアハンドを武器にする選手が生まれたわけですね!
ちなみにサーブのスピードでいうと、現在のWTAトップ3は次の通りです。
・セリーナ・ウィリアムズ:身長175cm、体重70kg、サーブ128.6マイル(約206.96キロ)
・シモナ・ハレプ:身長168cm、体重60kg、サーブ不明)
・マリア・シャラポア:身長188cm、体重59kg、サーブ約150キロ-180キロ)
・大阪なおみ:身長180cm、体重69kg、サーブ約190キロ超え)
昨日も東レPROテニスで、女子トッププレイヤーのサーブを見ましたが、180キロ台はあまりいませんでした。速度が早ければ強いという訳ではありませんが、速いスピードが打てるフィジカルを持っている事は、それだけで期待大です!
ストーサー戦でのサーブとフォアの活かし方
当時世界ランキング19位のサマンサ・ストーサーと、406位の大坂。格下の選手は失うものがない強みがありますが、この状況で自分の持ち味を生かすプレーを突き詰め勝つことのみを考えていたのです。凄いですね!
「観客が、人気も知名度もあるサム(ストーサー)を応援することは分かっていた。
だから私は、ファンがビックリして私を応援したくなるような何かをしようと思っていたの」その「何か」とは、本人が最も自信を持つ武器――サーブであった。
試合立ち上がりから大坂は、時速190キロに迫る高速サーブを全力でコートに叩き込み、自分が何者であるかを対戦相手及び観客に鮮烈にアピールしたのである。
加えて時折、
ストーサーが一歩も動けぬようなフォアの強打を見せつけ、観衆の度肝を抜いてみせた。
出典:http://sportiva.shueisha.co.jp/
最後に
いま国内のテニスは、錦織選手一色なイメージのなか、伊達公子、奈良くるみに続き、海外で活躍する選手として、日本テニス協会も活躍を大いに期待しますね!
アメリカを拠点にしているので、日本テニス協会にプロ登録はしていないようですが、日本オリンピック委員会の強化指定選手に選出され、「東京オリンピック出場を目指す気持ちはある」と答えているようです。
大阪選手の憧れは、セリーナ・ウィリアムズ! 大阪選手も『和製 セリーナ』と呼ばれています。現在、18歳、世代的には上位陣が多少入れ替わるので今後の活躍に注目しましょう!
最後まで、ご覧いただきありがとうございます!